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CTC、Netskopeのクラウドセキュリティ統合プラットフォームを販売開始

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は10日、米Netskopeのクラウドセキュリティ統合プラットフォーム「The Netskope プラットフォーム」の販売を開始した。

 The Netskope プラットフォームは、SaaSやウェブサービス、IaaSの利用状況の可視化や制御など、セキュリティ対策を統合して一元的な管理を実現するプラットフォーム。それぞれの環境に適したセキュリティ機能があるため、個別のセキュリティ対策ソフトウェアを導入する必要がなく、共通の操作によりキュリティ運用の負荷を軽減するとともに、複数のクラウドサービスを安全に活用し、生産性の向上を図ることができる。

 Netskope for SaaSは、ユーザーとクラウドサービスの間の通信内容から、Microsoft Office 365やBox、Google G Suiteなど3万を超えるクラウドアプリケーションの検出が可能なCASBサービス。利用状況の把握や管理、情報漏えい対策、不正利用の排除など、可視化、データ保護、制御、脅威防御の機能を提供し、安全なクラウド利用環境を提供することでクラウドの利便性を高める。

 Netskope for IaaSは、企業におけるAmazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureのリソースを横断的に監視してセキュリティを高める。セキュリティレベルの異なるすべてのリソースを約200項目以上の監査項目、ベストプラクティスを基に監視し、セキュリティを高いレベルに引き上げる。

 Netskope for Webは、企業のポリシーに合わせてウェブサイトへのアクセスを制御する機能。業務に無関係なサイトや、セキュリティ上閲覧が危険なサイトなどへのウェブアクセスを制御するウェブフィルタリングを実施できる。

 CTCは、セキュリティソリューションの提供やクラウドを利用した大規模なシステム構築/運用実績をもとに、The Netskope プラットフォームの導入支援や保守などのサービスを提供し、ネットワークの設計変更なども合わせて顧客のセキュリティ対策を支援する。

 CTCでは、クラウドを利用した働き方改革や生産性向上の取り組みを推進する企業に向けてサービスを展開し、関連システムを含めて3年間で5億円の売上を目指す。