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人事管理の米WorkdayがIBMクラウドを採用、IBMと戦略的パートナーシップを締結

 米IBMは15日(現地時間)、人事管理や財務管理のクラウドソリューションを提供する米WorkdayがIBMと戦略的パートナーシップを締結し、複数年の戦略的パートナーシップの一環としてIBMクラウドを採用したと発表した。

 Workdayでは、開発・テスト環境の基盤としてIBMクラウドを利用する。これにより、Workdayはアプリケーションおよびサービスのイノベーションを加速し続けるとともに、IBMクラウドはWorkdayの開発・テストの要件増加に対応する際に重要となるキャパシティの拡張性をもたらすとしている。

 Workdayの共同創設者兼CEOであるAneel Bhusri氏は、「IBMとWorkdayの両社は企業に変革をもたらすようなアプリケーションとサービスをクラウドで提供しています。WorkdayはIBMクラウドを活用して、現在進めるグローバル展開のため、社内開発とテストの加速を続けていきます」と述べている。

 IBMクラウドのシニアバイスプレジデントであるRobert LeBlanc氏は、「Workdayのような先進的な企業は、グローバル対応、柔軟性、レジリエンシー(サーバーリカバリー)を求めて、IBMクラウドを採用しています。IBMとのクラウド分野でのパートナーシップを通じて、Workdayはイノベーションを加速し、世界中のお客様にさらに優れたサービスを提供できるでしょう」と述べている。

 また、WorkdayではIBMクラウドを開発・テスト用途に加えて、長期にわたり幅広い用途向けに利用していくことを希望していると説明。今回のパートナーシップには、IBMによるグローバルなWorkdayのコンサルティングサービスや、Workdayのサービスを活用したIBM社員の世界的な管理が含まれるという。