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L is Bとレゴリスが協業、建設業や設備工事業向けの業務効率化ソリューションを提供

 株式会社L is Bは5日、株式会社レゴリスと業務提携し、建設業や設備工事業の業務効率化、および現場の働き方改革を推進すると発表した。この提携では、レゴリスの図面管理ツール「SpiderPlus」と、L is Bのビジネスチャット「direct」が連携することにより、両社のユーザー企業に対して、より一層の利便性を提供し、作業の効率化を支援するとしている。

 レゴリスのSpiderPlusは、図面をiPadで管理できるソリューション。カテゴリー(顧客、現場など)を絞って図面を管理・閲覧できるだけでなく、電子黒板機能、帳票出力・報告書作成機能などを備えており、現場管理業務の作業時間を大幅に削減できるという。

 一方のdirectは、LINEに似たインターフェイスを持つ、企業での利用に特化したチャットツール。テキストメッセージのやりとりを行える「トーク」や「グループチャット」機能を中心に、複数の選択肢から回答を求めたり、Yes/Noの選択を求めたりできる「アクションスタンプ」や、社外のメンバーを安全に招待してコミュニケーションを行える「ゲストモード」など、さまざまな機能を備えている。

 今回の提携では、これらの両製品・サービスが連携し、ユーザーの利便性を向上させている。従来、図面データを共有するには、PDFなどに変換し、メールにて添付ファイル送信するといった手間がかかっていたが、今回の連携によりSpiderPlusから直接directでメッセージを送れるようになった。これにより、図面が更新された場合でも、最新の図面をリアルタイムで共有可能になったため、作業の手戻りが軽減されるという。

 また両社は、それぞれの顧客企業を対象とした共同販促キャンペーンを実施するとのことだ。