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パイプドビッツ、メーカー企業の販売代理店対応を支援するソリューション

 株式会社パイプドビッツは3日、メーカー企業向けに、販売代理店が販売ノウハウや商品知識を効率的に習得できるよう支援する「販売代理店営業支援システムソリューション」を提供開始したと発表した。

 「販売代理店営業支援システムソリューション」は、メーカー企業の商材に合わせた代理店専用サイトを構築し、販売代理店の販売ノウハウや商品知識の習得を効率化するシステム。

 パイプドビッツのPaaS型情報資産プラットフォーム「スパイラル」を利用することにより、あらかじめ用意された600以上のコンポーネントをWebブラウザの操作によって組み合わせるだけで、専用のアプリケーションを直感的に作成できるという。

 また、メールマガジンや問い合わせ管理、顧客情報管理など、よくあるアプリケーションのテンプレートも用意されており、販売代理店の営業活動をサポートする専用サイトを、短期間で柔軟に構築できるとした。

 こうして構築される代理店専用サイトには、販売代理店がメーカー企業に24時間相談可能な掲示板や問い合わせフォーム、商品カタログやマニュアルなどの検索・ダウンロード機能、商品知識を身に付けるためのeラーニング機能など、商材に合わせた機能を搭載可能。メーカー企業側は、これまで直接行っていた勉強会や商品情報提供に要する業務コストを削減できる一方、販売代理店側も、効率的に商品知識を習得できるようになるとしている。

 なお、このソリューションは、スパイラルを基盤に販売代理店や利用企業向けのサービスを開発した、メーカー企業の導入事例を参考に開発されたとのこと。コクヨ株式会社では、販売代理店向け会員制Webサイトを開発し、新人でも密度の高いヒアリングと改善提案が行えるようになったことで、若手による受注が増加するといった効果が出ているという。

 また、製品マニュアルを顧客1社ごとに個別配布していた富士通エフ・オー・エム株式会社では、クラウドを活用し、マニュアルや新しい情報を広く顧客に届けるように改善したところ、製品推進担当者の作業効率が大幅に向上したとしている。