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パイプドビッツ、年末調整業務を支援するクラウドサービスを提供

 株式会社パイプドビッツは13日、人事担当者向けの「年末調整Web申請システム」を開発したと発表した。パイプドビッツの情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤に構築されており、同日よりクラウドサービスとして提供開始する。

 「年末調整Web申請システム」は、これまで手書きで行っていた年末調整の申請をシステム化し、年末調整の回収、確認、承認、差し戻しといった業務をWeb上で完結できるようにするもの。

 従業員は、PCやスマートフォンから入力画面に沿って年末調整の情報を入力するだけで、申請手続きを完了することができる。入力にあたっては、前年度の申請データを参照して修正する仕組みを備えているため、心理的なストレスを軽減可能。また、控除証明書などの画像データを添付する機能も備えているほか、入力補助機能により記入漏れや入力不備を未然に防げるとした。

 一方、人事担当者はシステム上で内容を確認し、申請を承認したり、申請内容に不備があった際にシステム上で差し戻したり、といったことが可能。従業員は、人事担当者による承認が終了した後で、申請データが反映された書面を印刷し、控除証明書とともに提出することもできる。

 なお、申請情報はデータで収集しているため、承認後のデータを一括出力し、給与計算ソフトウェアへ連絡させることも可能だ。

 パイプドビッツでは、「年末調整Web申請システム」を利用して年末調整業務をシステム化することにより、人事担当者が申請用紙を配布したり回収したりする作業がなくなり、業務コストが削減できるとアピールしている。