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三井住友海上とアクセンチュアが提携、企業の抱えるリスクを可視化・最適化するサービス「RisTech」を提供

 三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)とアクセンチュア株式会社は29日、ビッグデータや最新の分析アルゴリズムを活用し、企業の抱えるリスクを可視化・最適化して課題解決を図るサービス「RisTech(リステック)」を発表した。

 RisTechは、ビッグデータ分析を活用し、多様な業界におけるリスク低減を支援するサービス。三井住友海上や提携先のデータサイエンティストが、自社で保有する事故データなどに加え、サービス提供先企業の保有するデータを含めた多様な統計データを活用し、リスク分析やレポートの提供、リスクモデルの開発を行うという。

 また、三井住友海上が持つ、事故や災害に関するデータなどのノウハウと、アクセンチュアがグローバルなデジタルテクノロジー領域のコンサルティングで培った業界知見を組み合わせることで、地震や水害対策支援など、社会が抱えるさまざまな課題解決を図るとのこと。

 適用例としては、「工場・設備に不具合が生じたデータを活用することで、事故の予兆把握や最適なメンテナンス計画を策定する」「IoTセンサーを活用し、危険が伴う作業時にアラートを発して事故を削減する」「生体センサーを活用して、従業員の体調変化などを捕捉するほか、勤務動態や健康情報をもとに、うつ病予備軍を早期検知・フォローする」「火災保険などの引き受けにより蓄積された、建物の構造などの各種データと大規模地震発生時の被害想定データを組み合わせ、地域にとっての最適な避難ルート・連絡体制を見つけ出す」といったものが考えられるとしている。

 なお今後は、MS&ADグループのリスク関連サービス事業を担うMS&ADインターリスク総研株式会社と連携し、RisTechにより明らかになった課題解決に向けた、具体的なソリューションも提供するとした。