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富士ゼロックス、190の国と地域に対応した閉域ネットワークサービス「Smart Cyber Security 海外拠点接続サービス」

 富士ゼロックス株式会社は28日、閉域ネットワークサービス「Smart Cyber Security」において、世界190以上の国・地域における閉域網の利用と、国内拠点の閉域網との安全な接続を可能とするオプションサービス「Smart Cyber Security 海外拠点接続サービス」を発表した。価格は個別見積もりで、同日より提供を開始する。

 「Smart Cyber Security 海外拠点接続サービス」は、閉域網サービスであるSmart Cyber Securityのオプションサービスで、これまで国内向けに提供されてきた閉域網サービスが海外で利用可能になる。これにより、国や地域ごとのインターネット回線の品質や通信規制、障害などに左右されることなく、安定かつセキュアなデータ通信を行えるようになり、海外拠点と接続するテレビ会議システムのような、大容量の通信が求められるケースでも、安定した通信品質を提供できるという。

 また、Smart Cyber Securityとの接続のほかに、富士ゼロックスが2002年から提供するネットワークアウトソーシングサービス「beat/activeサービス」と組み合わせ、ハイブリッドなネットワークを構成することが可能。国内はインターネットを経由するネットワークを利用し、海外のみ閉域網での接続を用いる、といったサービス構成が可能になるとしている。

 さらに、海外におけるサービス契約から保守・マネジメントまで、富士ゼロックスがワンストップのサポートを提供できるため、現地でのネットワーク機器調達や、拠点ごとに異なる設計・運用方法への対応が不要になり、ユーザー企業の負荷を軽減するとのこと。