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Colt、Oracle Cloudへのプライベート接続サービスを国内で提供

 Coltテクノロジーサービス株式会社は16日、Oracle Cloudへの専用ネットワーク接続サービスを国内で提供すると発表した。この接続には、Oracle Cloudのネットワーク接続機能である「Oracle Cloud Infrastructure FastConnect」を利用する。

 Oracle CloudではIaaS、PaaS、SaaSなどさまざまなレイヤでクラウドサービスを提供しているが、5月9日に国内データセンターである「東京リージョン」の開設が発表され、国内でクラウドサービス利用を完結できるようになった。

 今回発表されたサービスは、Oracle Cloudへの接続を閉域網で行えるサービスで、これにより、日本国内およびワールドワイドのユーザー企業は、Coltのクラウド接続サービス「Dedicated Cloud Access」を用いて、自社のデータセンター、オフィス、コロケーション環境からOracle Cloudへのセキュアかつ高品質なプライベートネットワーク接続を行えるため、コスト効率の向上、広帯域化、低遅延かつ信頼性の高いネットワークの構築が可能になるとしている。

 なおColtとOracleは2018年10月より連携を開始しており、アジアでは90棟のデータセンターと2500の商業ビル、世界では850棟以上のデータセンターと2万7500を超える商用ビルを接続する「Colt IQ Network」を介して、クラウドデータおよびアプリケーションへ高信頼性のネットワークでアクセス可能になるとアピールしている。