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オープンストリームとSBクラウド、類似画像検索エンジン「Image Search」のPoC支援サービスを提供
2019年4月25日 12:14
株式会社オープンストリームとSBクラウド株式会社は25日、SBクラウドの画像検索エンジン「Image Search」の活用で協業すると発表した。この第1弾として、リテール（小売）業界向けの「Quick＆Accurate 画像検索 PoCサービス」を、オープンストリームを通じて5月8日より提供開始する。
Image Searchは、機械学習（マシンラーニング）と深層学習（ディープラーニング）の両技術を活用し、アリババグループが独自に開発した画像検索エンジン。ECサイトを運営する企業は、商品画像データをImage Search上に登録することで、商品を識別するラベル（タグ）が画像ごとに付与され、高速・高精度な商品画像検索機能をECサイトに実装できるようになる。
これにより、ECサイトを訪れたユーザーは、欲しい商品を撮影して画像をアップロードするだけで、同一もしくは類似した商品を表示させることができるので、購入意欲の高いユーザーが商品を見つけられずにサイトを離脱することを防げるとのこと。
すでに中国では、B2Cオンラインショッピングモール「天猫（Tmall）」、C2Cマーケットプレイス「淘宝（タオバオ）」をはじめとしたECサイトなどで導入されており、日本市場においては、SBクラウドが「Alibaba Cloud」のラインアップの1つとして提供している。
一方で、これを導入する場合、大量の画像データを登録して学習させる必要があるため、手間や時間がかかってしまい、技術検証を気軽に行うことが難しいといった課題があった。
今回提供する「Quick＆Accurate 画像検索 PoCサービス」は、Image Searchの画像解析技術を簡単に体感できるように支援するサービスで、企業が商品画像データを登録し、画像検索できるツールの提供と、PoC用デモサイトの作成をオープンストリームが行ってくれる。
なおSBクラウドでは、5月8日～10日に東京ビッグサイトで開催される「クラウドコンピューティングEXPO」の自社ブースにて、このサービスを展示する予定だ。
