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S&I、シンクライアント端末を月額サービスで提供する「as a Service ThinBoot ZERO」

マスターの作成支援と保守を含めてパッケージ化

 エス・アンド・アイ株式会社(以下、S&I)は19日、シンクライアント端末「ThinBoot ZERO」を月額制サービスとして提供する「as a Service ThinBoot ZERO」を発表した。SMFLレンタル株式会社との協業によりサービス化されたもので、4月1日より提供を開始する。価格は契約期間などにより異なるが、1台あたり月額1800円から。

 S&Iでは、Windows 10 IoT搭載のシンクライアント端末をThinBoot ZEROとして販売しているが、今回発表されたas a Service ThinBoot ZEROは、シンクライアント端末本体、およびマスターの作成支援、保守を単一のサービスとして提供するもの。端末をレンタル利用することにより、企業は固定資産として端末を持つ必要がなくなるほか、ビジネス状況に応じて台数を変更するなど、柔軟かつ効率的にシンクライアント端末を利用できる点がメリットという。

 端末は、モバイル利用に最適なB5ノートPC「Lenovo ThinkPad13」をベースにシンクライアント端末化したものを採用しており、S&Iの標準マスターを適用する場合、最短3営業日で利用開始できるとした。また、適用するマスターをカスタマイズする場合は、マスター作成用の端末を無償提供する。なお、端末故障時は代替機との交換が可能だ。