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レノボ、SMB向けによりコンパクトな構成を選択可能にしたHCI製品「ThinkAgile HX2320シリーズ」

 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社(以下、レノボ)は19日、Nutanixのソフトウェアを搭載したハイパーコンバージドインフラ(HCI)製品「ThinkAgile HXシリーズ」において、SMB向けの「ThinkAgile HX2320シリーズ」を提供すると発表した。同日より受注・出荷を開始する。

 ThinkAgile HX2320シリーズは、1Uラック型サーバー「ThinkSystem SR630エントリーモデル」をベースとて製品化されるHCIアプライアンス。メインストリーム製品として提供されている既存モデル「ThinkSystem HX3000シリーズ」と比べ、、CPUやHDDの搭載数などについて、よりコンパクトな構成を選択可能とした。これによりトータルコストを抑え、SMB層にも導入しやすい価格性能比を実現しているという。

 また、搭載する「Nutanix Enterprise Cloud OS」ソフトウェアを、Starter、Pro、Ultimateの3種のエディションの中から選択可能となった。従来の小規模モデル向けソフトウェア「Nutanix Xpress」とは異なり、クラスタ単位のノード制限がなく、Nutanix本来の拡張性を利用できるとのことだ。

 ラインアップとしては、Nutanixのソフトウェアをバンドルした「Lenovo ThinkAgile HX2320アプライアンス」と、バンドルしない「Lenovo ThinkAgile HX2321認定ノード」が用意される。

 参考価格は、ThinkAgile HX2321認定ノード(3台)で280万円(税別)。

ThinkAgile HX2320シリーズ