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レノボ、HCI「Lenovo ThinkAgile HX」でNutanixライセンス非バンドルの「認定ノード」製品を拡充

 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社(以下、レノボ)は24日、レノボのサーバーにNutanixのソフトウェアを搭載したハイパーコンバージドインフラ(HCI)製品「Lenovo ThinkAgile HX」について、「Lenovo ThinkAgile HX認定ノード」を発表し、製品ラインアップを拡充した。

 Lenovo ThinkAgile HX認定ノードは、Nutanixのソフトウェアライセンスとハードウェアを別に購入する、ソフトウェアチョイスプログラムに基づく製品として、レノボおよびNutanixで認定したハードウェア。これにより、利用者は自由にハードウェアおよびソフトウェアライセンスを選択することが可能となる。

 既存のLenovo ThinkAgile HXアプライアンス製品と異なり、ソフトウェアライセンスがバンドルされないため、Nutanix認定パートナーより提供されるライセンスを使用する。また、顧客やシステムインテグレーターによってNutanixソフトウェアの導入・設定を行えるようになっており、レノボのスペシャリストによる導入サービスも引き続き提供される。

 一方、サポートについては、アプライアンス製品と同様に、ThinkAgile Advantageサポート窓口がサポートを提供する。ハードウェアの問題かソフトウェアの問題か切り分け作業を行い、ソフトウェアの問題だと判断された場合には、レノボが直接Nutanixと連携し、顧客の問題解決を支援する。Lenovo版のVMware vSphereライセンスを使用している場合には、同一窓口でVMware vSphereも含めて一括したサポートを提供することが可能。Nutanixソフトウェアの購入経路にかかわらず、レノボによる一貫したサポートを受けられる。

 Lenovo ThinkAgile HX認定ノードのラインアップは、DB、高I/O業務向けモデルの「Lenovo ThinkAgile HX7521」、大容量仮想サーバー向けモデルの「Lenovo ThinkAgile HX5521」、仮想サーバー、VDI向けモデルの「Lenovo ThinkAgile HX3321/HX3521-G(GPU搭載モデル)/HX3721(2U4Nモデル)」、ROBO、レプリケーションターゲット対応モデルの「Lenovo ThinkAgile HX1321(Remote Office Branch Office向けモデル)/HX1521-R(レプリケーションターゲット専用モデル)」。