アステリア、EAI/ESB製品「ASTERIA Warp」とクラウドERP「Dynamics 365 for Finance and Operations」との連携アダプターを提供

　アステリア株式会社は2月28日、EAI/ESBソフトウェア「ASTERIA Warp」について、日本マイクロソフト株式会社が提供するクラウドERP「Dynamics 365 for Finance and Operations」との連携機能を提供する「『Dynamics 365 for Finance and Operations』向けASTERIA Warpアダプター」の販売を開始した。

　ASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるミドルウェア。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、さまざまなシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行える。

　新たに提供する「Dynamics 365 for Finance and Operations」向けASTERIA Warpアダプターは、利用ユーザーの既存システム環境とDynamics 365との連携を、ASTERIA Warpのノンコーディング開発環境で柔軟に実現する製品。データベース連携と同等のSQLを利用し、Dynamics 365 for Finance and Operationsとの連携が可能。スキーマ情報の自動取得により、GUIでSQLを自動生成する支援機能を搭載する。

Dynamics 365 for Finance and Operationsとの連携イメージ

　機能としては、Dynamics 365 for Finance and OperationsにSELECT文を発行して結果セットをストリームとして出力する「データ抽出」、Dynamics 365 for Finance and Operationsのテーブルに対して更新する「データ登録」、Dynamics 365 for Finance and Operationsへ任意のSQLを実行する「SQL実行」の各機能を備える。

　価格は月額2万円（税別）から。