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S&I、Watsonを活用した会議支援サービスのiPhoneアプリを提供

 エス・アンド・アイ株式会社(S&I)は26日、IBM Watsonを活用した会議支援サービス「AI Minutes for Enterprise」(以下、AI Minutes)のiPhoneアプリ「AI Conference」を、同日より提供開始すると発表した。AI Minutesはこれまで、会議室などにおいて専用マイクとPCの組み合わせで利用されていたが、このアプリの提供によりモバイルでも利用可能になるとしている。

 AI Minutesは、Watsonの音声認識機能である「Watson Speech to Text」を用いて、会議内容をリアルタイムにテキスト化するサービス。テキストを別の言語に翻訳する「Watson Language Translator」も搭載されているため、多言語での会議においても、相手の発言が参加者それぞれの設定言語でリアルタイムにテキスト表示されるという。

 今回提供されるAI Conferenceは、このAI Minutesと連携するiPhoneアプリ。AI Minutesによって作成された「会議」への参加が可能となっており、会話内容をiPhone上でリアルタイムにテキスト表示・閲覧することができる。

 任意の会議を選択し参加すると、やり取りが発話者ごとのチャット形式で表示される仕組み。会議への参加が遅れた場合などでも、テキスト化されたそれまでの会話を、スクロールで戻って確認できるという。さらに、テキスト入力モードで会議へ参加する機能も搭載しているとのこと。

 またテキスト化された内容は「吹き出し」単位、もしくは「会議」単位でコピーでき、メールやメモ帳アプリなどを使って簡単に編集可能。テキスト化された情報の2次利用を支援するとした。

 S&Iでは、例として、会議で議題に挙がったタスク/課題などの整理、報告事項やToDoの備忘録、報告書作成のための下書きなどで活用できるとしている。

 なお、AI ConferenceはAI Minutesのオプションとして提供され、別途、AI Minutes、IBM Cloudサブスクリプションの契約が必要。