S&I、議事録支援サービス「AI Conference」の新バージョンをリリース

　エス・アンド・アイ株式会社（以下、S&I）は4日、AIを活用した会議・議事録支援サービス「AI Conference」について、さらに使いやすく改良した新バージョンをリリースした。

　AI Conferenceは、簡単に会議を作成し参加できるとともに、AIによる音声テキスト化で会議後の議事録作成や他言語へのリアルタイム翻訳などを支援するウェブ／iPhoneアプリケーション。株式会社システム情報が提供する「AI Meeting」をベースにしており、テレワークやモバイルワークなど、遠隔から会議に参加するメンバーがいる場合も、会議内容を効率的にテキスト化でき、効率的な情報共有や生産性の向上が期待できる。

　AIによる音声認識で、会議内容をリアルタイムにテキスト化が可能。誰の発話か判別しやすいチャット形式のUIを採用しており、テキスト化された会議内容は、CSV形式での一括ダウンロードのほか、任意の吹き出し単位（発話単位）でのダウンロードが可能で、議事録の作成や、ToDo管理などの2次利用に活用できる。

　日本語、中国語、英語（米／英）、フランス語、スペイン語など26カ国語に対応し、翻訳機能をオンにするだけで、他言語へリアルタイムに翻訳できる。元の言語と翻訳後の言語の両方がテキスト化されて表示されるため、耳では聞き取れなかった内容や難しい表現もスムーズに理解できる。

　また、環境雑音や話し方の癖、アクセントなどに合わせた音響の学習、特有の用語や言い回し、同音異義語などの辞書・文章学習を顧客自身で実施できる。

　AI Conferenceの価格（税別）は、初期費用が50万円、月額費用が25万円から。S&Iでは、今回のバージョンアップと合わせて、2020年に向けて導入を進める企業が増えているテレワークの応援キャンペーンとして、2020年3月末まで初期費用を50％OFFの25万円で提供する。