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NTTデータ、地方銀行・第二地方銀行向け基幹系共同センター「STELLA CUBE」を福邦銀行へ提供

 株式会社NTTデータは4日、株式会社福邦銀行向けに、地方銀行・第二地方銀行向け基幹系共同センター「STELLA CUBE」の提供を開始したと発表した。これにより、STELLA CUBEの利用銀行数は9行となった。

 STELLA CUBEは、NTTデータの次世代バンキングアプリケーション「BeSTA(ベスタ)」を使用した、地方銀行・第二地方銀行向け共同利用型センター。NTTデータが培ってきた共同センターの実績と経験を生かすことにより、2011年10月からサービスを提供・運用している。

 今回のサービスでは、BeSTAに対応する勘定系端末ソフト「BeSTAlinc」、ATM標準ソフト、個人向けインターネットバンキング「AnserParaSOL」などを「STELLA CUBE」に組み合わせて提供する。これにより、従来と比較して多様な周辺系ソリューション、インターネットバンキング機能、収益拡大に寄与するソリューションなどが提供できるようになるため、福邦銀行は多様化する顧客のニーズに沿った商品・サービスを迅速に提供できるとしている。

 NTTデータでは、今後も各金融機関および金融機関グループの経営戦略の実現に貢献できるよう、STELLA CUBEの付加価値増大に努め、さらなる参加銀行の拡大に向けてSTELLA CUBE事業を推進するとしている。