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エレコム、クラウド型管理サービス「NASみる」ユーザーにLinux NAS向けウイルス対策ソフトを無償提供

 エレコム株式会社は18日、自社製Linux NAS「NSB-5A・7Aシリーズ」に対応したウイルス対策ソフトウェア「NetStor Virus Scan」を、クラウド型NAS状態管理サービス「NASみる」のユーザーに対して無償提供すると発表した。提供開始は2019年1月下旬を予定している。

 「NASみる」は、エレコムのNASユーザー向けに提供される管理サービス。Webブラウザを用いて、各地に配置されているNASをクラウドから一元管理できる点が特徴で、Windows NASのみならず、「NSB-5A・7Aシリーズ」をはじめLinux NASにも対応している。

 しかし、これらオフィスのLinux NASは、対策の方法がわからない、NASの管理まで手が回らない、ソフトの導入やパターンファイルの更新作業が面倒など、さまざまな理由でウイルス対策がなされず、放置されたまま運用されていることが多いという。

 そこでエレコムでは、ウイルス対策ソフトウェアのNetStor Virus Scanを、NSB-5A・7Aシリーズを利用しているNASみるのユーザー向けに無償提供し、企業のセキュリティ対策を支援するとした。

 NetStor Virus Scanは非常駐型のため、NASの性能に影響を与えずに利用可能。スキャン方法も「マニュアルスキャン」と「スケジュールスキャン」の2種類に対応しており、万一ウイルスが発見された場合は、隔離・削除のうえログに記録することができる。

 またスキャン状況は、メールを使ってウイルスの検出報告やスキャン完了報告として受け取ることができるため、NASにアクセスすることなく結果を確認できるとのことだ。