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エレコム製NASの一括管理サービス「NASみる」、対応製品を拡充

UPSの管理にも対応

 エレコム株式会社は26日、自社のNAS製品を一括管理できる無償のクラウドサービス「NASみる」を強化すると発表した。新製品のLinux NASへ対応するほか、Windows NASではUPS管理が可能になるという。

 「NASみる」は、エレコムのNASユーザー向けに提供される管理サービスで、Webブラウザを用いて、各地に配置されているNASをクラウドから一元管理できる。当初はWindows NASの「NSBシリーズ」のみ対応していたが、6月にLinux NAS「NSB-3シリーズ」、7月および8月にWindows NASの「NSB-75/7Mシリーズ」を新たにサポートするなど、対応製品を広げてきた。

 今回はさらに、新製品であるLinux NAS「NSB-5A/7Aシリーズ」が対応機器に加わり、同一の管理インターフェイスで多数のシリーズを管理できるようになっている。なお、同シリーズではアプリケーション追加機能「AppCenter」を提供しているが、今回のNASみる対応も同機能を利用して提供される。

 また、今回からUPSの管理にも対応。Windows NAS環境で利用されているシュナイダーエレクトリック製のUPSを、NASみるから管理できるようにした。対応するUPSは今後拡大していく予定だ。