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IBC、情報管理/性能監視ソフト「System Answerシリーズ」で無停止サーバーを用いた冗長化構成パックを提供

 アイビーシー株式会社(以下、IBC)は3日、情報管理/性能監視ソフトウェア「System Answerシリーズ」で取り扱う各種性能情報を、無停止サーバーを用いることでハードウェア障害から保護する冗長化構成パックの提供を開始した。

 IBCでは、System Answerシリーズが稼働しているサーバー自体がダウンして各種性能情報が失われてしまうと、システム運用担当者が行うべき業務が行えなくなるため、System Answerシリーズを冗長化構成で構築している。一方、サーバー費用、System Answer シリーズのライセンス費用、構築費用、工数のすべてが2倍かかってしまうことが問題視されていたという。

 こうした課題に対して、日本ストラタステクノロジー株式会社が提供する無停止サーバー「Stratus ftServer」を活用して、System Answerシリーズ向けの冗長化構成パックを提供する。

 冗長化構成パックでは、Stratus ftServerで稼働するESXi上にSystem Answerシリーズを構築することで、ハードウェア障害から各種性能情報を保護する。Stratus ftServerであればハードウェアが冗長化されているため、ハードウェア障害時および復旧時にダウンタイムを発生させずに運用でき、クラスタ構成やHA(高可用性)構成の運用で通常必要とされる特別なIT知識を必要とせず、シングルサーバーのイメージで運用できるため、コストと工数に関する懸念点も解消できるとしている。

 IBCでは、Stratus ftServerを冗長化の標準構成とし、顧客に積極的に展開していくとしている。