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シスコ、広帯域幅と拡張性を備えた400GbEスイッチ 一般向け発売は2019年前半
2018年11月26日 13:13
シスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)は26日、400Gigabit Ethernet(400GbE)スイッチ製品を発表した。既存スイッチの4倍の帯域幅と4倍の拡張性を、消費電力を4倍にすることなく実現できるという。
今回発表されたのは、1Uサイズのボックス型「Nexus 9316D-GX」「Nexus 93600CD-GX」「Nexus 3432D-S」と、4Uサイズのシャーシ型「Nexus 3408-S」。いずれも最新のCisco Nexusポートフォリオをベースに開発されているため、スイッチ単体で利用するだけでなく、顧客のニーズに合わせてセキュリティや自動化、可視化、アナリティクスといったシスコのソフトウェアと組み合わせるなど、柔軟かつ最適に400GbEの導入方法を選択できるとのこと。
新製品のうちNexus 9316D-GXは、1Uサイズの筐体に400GbE×16ポートを備えており、400GbE Cisco ACI(Application Centric Infrastructure)のスパインスイッチに適しているという。
またNexus 93600CD-GXは、100GbE×28ポート、400GbE×8ポートを搭載可能。100GbE Cisco ACIのリーフスイッチに最適なほか、400GbE ACIのスパインへの接続性も提供されるとした。
なお製品は、できるだけ早い時期にIT部門におけるトライアルスケジュールの設定が行えるよう、顧客企業における初期のフィールドトライアルが開始されているとのこと。一般向け販売は2019年前半に予定されている。