テンダのWebクローラー「Crawl Krei」、データを漏れなく抽出する2段階検索機能を追加

　株式会社テンダは20日、Webクローラーサービス「Crawl Krei」に2段階検索機能を追加し、販売を開始すると発表した。

　Crawl Kreiは、Webサイト上にある最新情報を自動で収集するWebクローラーサービス。インターネット上に存在する情報の中から必要なデータだけを収集し、使いやすいかたちに加工（Webスクレイピング）して、管理画面で確認できるようにする。

　今回追加された2段階検索は、Web検索の結果から特定のキーワードを含むページを抽出し、精密な検索を可能にする機能。2つのキーワードを利用して即時にクローリング・スクレイピングを行うことで、通常のWeb検索では省略されてしまう、すべての情報を取得可能になるという。

　テンダによれば、2段階で特定のキーワードを漏れなく抽出できることによって、「自社製品の評判をチェック」「営業リストを作成」「他社の広告出稿実績を調査」「観光地で売り上げの高いお土産屋の抽出」などが可能になり、目的の情報を確実に素早く見つけ出せるようになるとアピールしている。

2段階検索の説明図

2段階検索の利用イメージ

　また管理画面において、収集した情報をグラフ表示できる機能が追加されたことで、時間軸での変化が一目で見えるようになり、過去の情報からの変動を追うような活用が可能になった。

収集した情報のグラフ表示

　なおテンダでは今後、スマートフォンアプリの開発を進めるとのことだ。