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ラネクシーがデータ持ち出し制御ソフト「DeviceLock 8.3」を発売、フィンガープリントを利用した持ち出し制御に対応

 株式会社ラネクシーは7日、米DeviceLockのデータ持ち出し制御ソフトウェア「DeviceLock」の新版、「同 8.3」を販売開始すると発表した。出荷開始は11月12日を予定している。

 DeviceLockは、エンドポイント端末からの情報漏えいを防止するDLP(Data Loss Prevention)ソフトウェア。PCのUSBポート、CD/DVDドライブ、タブレット端末などの外部デバイス制御に加え、インターネットを介したファイルのコピーや送信も制御でき、重要なデータの漏えいを防ぐという。

 今回の新版では、コンテンツデータをフィルタするContentLock Optionにおいて、新たにデジタルフィンガープリント機能を実装。デバイスに書き出されるデータのフィンガープリントが、あらかじめ用意されたフィンガープリントデータベースと適合した場合に、機密データと見なしてセキュリティ処理を適用することができる。

 また持ち出し制御対象の強化として、ネットワーク通信からの情報漏えいを防止するNetworkLock Optionで、Gmail、ファイル転送サービスのMEGAとGitHub、Skypeのプライベートメッセージなどに対応できるようにした。