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マイナンバーを自動判別して持ち出し制御する「DeviceLock 8.0」

デバイス制御ソフト新版

 株式会社ラネクシーは3日、デバイス制御ソフト新版「DeviceLock 8.0」を発売した。12桁の数字を検出すると、マイナンバー情報のパターンかどうかを自動判別し、外部持ち出しを制御する新機能を備える。出荷開始は6月8日より。

 DeviceLockは、デバイスの利活用をコントロールする製品。リムーバブルデバイス(USBメモリ、SDカードリーダー等)、CD-R/DVD-R、フロッピー、シリアル/パラレル、テープ、プリンタ、スマートフォン、タブレットなどさまざまな端末のインターフェイス、外部デバイス、ネットワークアクセスを制御できる。

 従来のUSBマスストレージ方式によるデバイス接続のほか、MTP(PTP)方式でUSB接続するデバイスの使用禁止設定も可能。FireWireポート、Wi-Fiアダプタ、BluetoothアダプタとったクライアントPCの周辺機器の使用を制限することで情報漏えいを防止する。

 特定のデバイスへのアクセスを許可する「ホワイトリスト機能」、外部デバイスに対するさまざまな操作を記録する「監査ログ機能」、外部デバイスにコピー/出力したファイルをミラーリング保存して証拠を残す「シャドウイング機能」などを搭載。Active Directoryと連携したグループポリシー設定にも対応する。

 新版では、マイナンバーの情報漏えいに有効なコンテンツ認識農を搭載した。例えば、ファイル内に数字12桁のデータがある場合、マイナンバー情報のパターンかどうかを自動判別し、デバイスへの書き出しやメール添付、インターネットへのアップロードなどを禁止できる。

 そのほか、最新のMacOS X10.10(Yosemite)に対応。Outlook Web App(OWA)の制御機能も追加した。

川島 弘之