ニュース

エンカレッジ・テクノロジのサーバーセキュリティ対策ソフト「ESS AdminGate」が多要素認証に対応

 エンカレッジ・テクノロジ株式会社は24日、サーバーのアクセス管理/ログ管理などのセキュリティ対策を包括的に実現するソフトウェア「ESS AdminGate」が、多要素認証に対応したと発表した。

 ESS AdminGateは、Windows、Linuxといったサーバーに対するアクセス管理、ログ収集および不正アクセス検査、動画による操作記録など、さまざまなセキュリティ対策を実現するソフトウェア。また、クラウドサービス事業者との提携により、IaaSサービスのオプション機能としてサービス提供を行っている。

 今回、ESS AdminGateを利用する環境において、利用者個人を識別するための認証の仕組みとして、従来のIDとパスワードによる認証に加え、Google Authenticatorが発行するワンタイムパスワードを利用した多要素認証に対応した。

 これにより、サーバーへの不正アクセスなどのセキュリティ対策がこれまで以上に強固なものになり、ESS AdminGateの仕組みを利用してサーバーへアクセスするユーザーは、ESS AdminGate認証時に従来のID、パスワードに加え、スマートフォンなどの専用アプリが発行するワンタイムパスワードを入力した認証を行える。

 Google Authenticatorを利用した多要素認証への対応は、アップデートパッチとして無料で提供。利用者は簡単なパッチ適用により、すぐに利用できる。対象のバージョンはESS AdminGate V3.0.1。