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日立ソリューションズ、AI技術で外観検査や画像処理業務の自動化を実現する「画像判定ソリューション」
2018年10月4日 16:30
株式会社日立ソリューションズは4日、AI技術を活用した画像認識で、外観検査や画像処理業務の自動化を実現する「画像判定ソリューション」を、10月5日から販売開始すると発表した。価格は個別見積もり。
画像判定ソリューションは、撮影画像の解析とAI(機械学習/深層学習)技術によって、製造現場の部品検査・判定作業の省力化/効率化をはじめ、幅広い業種・業務領域での「判定」業務を支援するもの。ユーザー企業が持つ画像の特徴、判定の対象エリア、検査の項目、判定の基準などにあわせて、精度の高い結果が得られる最適な画像処理と学習方法、システム構成を提案するという。
また、既存の画像データを利用した事前検証に対応しており、適用可否を低コストで判断可能な点も特徴。実証実験、システム構築、運用までを段階的に支援でき、例えばカメラの設置位置や照明の角度といった撮影のポイントから、認識精度のチューニング、他システムと連携した現場業務全体の効率向上まで、トータルに対応するとした。
ユーザー企業は、このソリューションを利用することで、個人のスキルに依存せず、外観検査や画像処理業務を行えるようになるため、製造現場における品質のバラツキや人材不足という課題を解決し、業務効率向上を図れるとのことだ。
なお同社では、適用例として、精密機器部品の外観検査や機器の保守点検業務の省力化、文字やマークの判別による品番チェックの自動化などを挙げている。