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日本ユニシスグループが「クラウドDXセンター」設立、サポート終了をきっかけにクラウド活用を検討する企業を支援

 日本ユニシスグループは4日、Microsoft Azure活用によるデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するため、「クラウドDXセンター」を開設すると発表した。同グループでは、Windows Server 2008/SQL Server 2008のサポート終了を見据えて日本マイクロソフトが設立した「マイクロソフトサーバー移行支援センター」の戦略パートナーとして、同センターを中心に連携する。

 クラウドDXセンターは、日本ユニシスグループがこれまでに培ってきたWindows Server、SQL Server、Microsoft Azureのノウハウを生かし、システム構築・サポートサービスを提供する専任組織。Windows Server 2008/SQL Server 2008のサポート終了、およびDXを目的としたクラウド活用を検討中の企業に対し、解決策の提示、構築・移行、サポート・運用までをワンストップで提供するという。

 具体的には、まず、Windows Server 2008/SQL Server 2008サポート終了対応や今後の運用を見据えて、システムのリホストやリファクタリングなどの最適解を提示するアセスメントを実施する。このアセスメントにより、企業のWindows Server 2008/SQL Server 2008を用いたシステムが、Microsoft Azure への移行に適合するかを提示するとした。

 移行支援では、移行アセスメントの結果をもとに、VB6/.NET/Javaアプリケーションのバージョンアップサービスや、データベースの移行支援サービス、システム環境のMicrosoft Azureへの移行サービスなどを提供する。

 また、Microsoft Azureや最新のWindows Server/SQL Server移行後のシステムの安定稼働を支援するために、サポート・運用サービスも提供するとのこと。