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Microsoft、Windows Server 2019の一般提供を開始

 米Microsoftは2日(米国時間)、Windows Server 2019の一般提供開始を発表した。

 Windows Server 2019は、長期サービスチャネル(Long-Term Servicing Channel:LTSC)で提供される最新のサーバーOS。Windows Server 2016の基盤上に構築され、ハイブリッド、セキュリティ、アプリケーションプラットフォーム、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)といった4つの主要テーマで機能拡張が行われているという。

 例えば、オンプレミス環境とクラウド環境のハイブリッド運用を容易にする、新しいブラウザベースの管理ツール「Windows Admin Center」(旧称Project Honolulu)や、「Windows Defender Advanced Threat Protection(ATP)」によるセキュリティの強化、同じDocker Daemonを用いて、同一のコンテナホスト上でWindowsとLinuxベースのコンテナが実行可能にする機能などを搭載した。

 Windows Serverに関する、現在有効なソフトウェアアシュアランス(SA)ライセンスを持つユーザーは、Volume Licensing Service Center(VLSC)からWindows Server 2019のダウンロードを行える。

 また、Microsoft AzureでWindows Serverを実行しているユーザーは、Azure MarketplaceでもWindows Server 2019を利用可能。Visual Studio Subscription(旧MSDN)、およびMicrosoft Partner Network(MPN)などのその他のポータルには、10月後半に追加される予定とのこと。

 このほか、Evaluation Centerで180日利用可能な評価版を入手することもできる。