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クラウドサービス「ニフクラ」、サーバーのバックアップを自動化できる「ニフクラ バックアップ」を提供

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は27日、パブリッククラウドサービス「ニフクラ」において、サーバーのバックアップ作業を自動化できるサービス「ニフクラ バックアップ」を発表した。

 「ニフクラ バックアップ」は、ニフクラで利用しているサーバーのバックアップを自動化できるサービス。コントロールパネル上の操作のみで、OS領域と増設ディスクを含むサーバー全体を簡単にバックアップできるという。

 バックアップは定期的(2時間単位)、あるいは任意のタイミングで実施でき、バックアップデータは1~10世代までの世代管理に対応。万一、ユーザー企業の管理するシステムにトラブルが発生した場合でも、直前のバックアップまでさかのぼって、システムを迅速に復旧させることが可能とした。

 ただし、バックアップ先およびリストア(復元)先は、バックアップ対象サーバーが設置されているゾーンと同一のゾーンになる。

 サービスは東日本リージョンの一部ゾーン(東日本リージョンeast-1のゾーンeast-11/east-12)にて9月27日より提供を開始し、今後、提供ゾーンを拡大する。また、対象サーバーとは異なるリージョンやゾーンへのバックアップおよびリストア機能も、提供を予定しているとのこと。

 バックアップ1世代あたりの価格(税別)は、Linux系OS(CentOS、Red Hat Enterprise Linux、Ubuntuなど)の場合、基本料金(ローカルディスク30GB)が月額270円、超過ディスク料金ならびに追加ディスク料金は、いずれも100GBあたり月額900円。Windows系OSの場合、基本料金(ローカルディスク80GB)が月額720円、超過ディスク料金ならびに追加ディスク料金は、いずれも100GBあたり月額900円。

 サービス開始を記念し、2018年9月分および10月分の「ニフクラ バックアップ」利用料金を無料にするキャンペーンも実施される。