ネオジャパン、グループウェア「desknet's NEO」次期版でOffice 365との連携機能を搭載

　株式会社ネオジャパンは25日、自社のグループウェア「desknet's NEO」の次期バージョンにおいて、Office 365との連携機能を搭載すると発表した。両製品間で、シングルサインオン（SSO）やスケジュールの同期などが可能になるという。

　今回の連携対応は、企業においてOffice 365の導入が進んでいることを受けたもの。常に最新のMicrosoft Officeを利用できるほか、メールや予定表などの機能を備えているOffice 365は、着実に導入企業を増やしている。

　しかしネオジャパンによれば、グループウェアについては、日本の企業文化を考慮して開発された国産製品を利用したいという顧客からのニーズは高いとのこと。一方で、Office 365の持つグループウェア機能を主として利用するユーザーも一定数存在することから、どちらの製品を主として利用していたとしても、企業内でのコミュニケーションを円滑に進められるよう、製品連携を行うことにしたという。

　今回の連携では、まず、desknet's NEOとOffice 365のSSO連携に対応し、一度のログインでdesknet's NEOとOffice 365の両方にアクセスできるようにする。また、desknet's NEOのポータルからOffice 365の各機能を直接利用できるようにすることで、利便性を向上させる。

　加えて、desknet's NEOのスケジュールとOutlookの予定表を双方向でリアルタイムに同期させ、自分やメンバーの予定を、desknet's NEOとOutlookのどちらからでも確認・調整できるようにするとしている。