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ブイキューブ、ウェブ会議システム「V-CUBE ミーティング」のWebRTC対応版を提供開始

 株式会社ブイキューブは13日、ウェブ会議システム「V-CUBE ミーティング」のWebRTCに対応した新バージョンを提供開始すると発表した。

 ブイキューブでは、V-CUBE ミーティングについて、ウェブブラウザーからワンクリックでウェブ会議を始められるWebRTC版を提供することで、専用アプリケーションをインストールしなくてもウェブブラウザーから手軽にウェブ会議に参加することが可能になり、ゲスト参加者などの利便性が向上すると説明。

 これにより、会議以外にもオンライン商談やウェブ面接など、より広いシーンで利用しやすくなったとしている。また、アプリケーションを活用した参加も従来通り可能となっている。

 一般的なWebRTCサービスではP2P通信を採用しており、それぞれのPCのスペックとネットワーク環境に依存することから、複数人のやり取りでの負荷による不安定な挙動が見られることや、録画データの共有などの機能を提供することに課題があったという。

 今回、ブイキューブで提供する多拠点接続機能により、負荷低減と安定挙動のメリットはそのままに、WebRTC対応ブラウザーでもアプリケーションのインストールなしに利用できる環境を実現。また、プロキシ環境下での利用や、テレビ会議システムとの接続も可能で、大企業などセキュリティに配慮したインフラ環境での利用にも対応し、高いセキュリティを確保しながら、安定した接続で利用できるとしている。

 対応ブラウザーは、WindowsがGoogle Chrome、Firefox、Internet Explorer 11(要プラグイン)。MacがGoogle Chrome。

ブラウザーからのログイン画面
ブラウザーのウェブ会議利用画面