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ジャストシステム、ノンプログラミングWeb DB「UnitBase」とWinActorの連携を確認

UnitBaseで構築した業務システムへの操作をWinActorが自動化

 株式会社ジャストシステムは6日、ノンプログラミングWebデータベース「UnitBase」と、NTTデータが販売しているRPAソリューション「WinActor」の連携を確認したと発表した。UnitBaseで構築した業務システムへのデータ入力、帳票・レポートの定期的な出力・配信といった作業をWinActorで自動化でき、業務の効率化や作業時間の短縮を実現するとしている。

 UnitBaseは、企業内のさまざま業務を、誰にでも使いやすいフローとしてシステム化できるWebデータベースソフトウェア。

 今回、株式会社NTTデータ中国とともに、UnitBaseとWinActorの連携について検証を行ったところ、膨大な数のExcel帳票をWinActorで読み込み、UnitBaseで構築した業務システムへ自動登録を繰り返し行う動作、またUnitBaseに蓄積したデータをもとにWinActorが定期的にレポートや帳票を配信する動作について、実務で問題なく利用できることを確認したとのこと。

 企業内には、Excel帳票での案件管理など、さまざまなアプリケーションを用いて手作業で行っている、システム化できていない業務が数多く存在するが、UnitBaseとWinActorを併用することにより、膨大なExcel帳票をUnitBaseで構築した業務システムへ短時間で自動登録し一元管理できるので、情報の検索性が向上するという。

 またデータ入力に加えて、業務システムからの帳票やレポートの出力・配信までをWinActorで自動化可能なことから、業務効率の向上とともに確実な情報共有が実現するとしている。

 なお両製品とも、ドラッグ&ドロップの操作だけで扱えるためプログラミングの知識が不要で、ユーザー部門が自ら設計と構築を行える点もメリットとしている。