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ジャストシステム、ユーザー部門での使い勝手を向上させたノンプログラミングWeb DB新版「UnitBase 5.0」
2016年11月24日 11:10
株式会社ジャストシステムは24日、Webデータベースソフトウェアの新版「UnitBase 5.0」を2017年1月20日より販売開始すると発表した。価格は、同時ログイン10ユーザーの場合で199万円(税別)から。
UnitBaseは、マウスでのドラッグ&ドロップ操作やExcelファイルの取り込みといった簡単な操作でデータベースを作成できるWebデータベースソフトウェア。ユーザー部門でも、案件管理や問い合わせ管理、顧客管理、決裁・稟議フローといった業務に必要なシステムを、ノンプログラミングで作成できるのが最大の特長という。
今回の新版ではユーザーインターフェイスの強化や、入力条件に応じたフォームの表示制御、フィールドの入力といったきめ細やかな設定をノンプログラミングで行えるようにした。これにより、ユーザー部門だけで、使いたい業務システムをすぐに作成可能になったという。
具体的には、フィールドに入力した値の条件に応じて、ほかのフィールドの表示/非表示を動的に切り替えられるほか、1つ目のドロップダウンリストの選択肢により、次のドロップダウンリストの選択肢を絞り込む機能も搭載した。これにより、必要な入力項目、選択肢だけが表示されるので、データ入力のストレスを低減するとしている。
また、入力した複数のフィールドの値に応じて、入力チェックを行う機能を搭載。「出荷日」が「受注日」よりも以前に設定されていたり、「対応中」のステータスで「対応者」が未入力の場合にエラーにするといった業務ごとのロジックを反映できることから、誤りや漏れのない入力を支援する。
さらに、データベースに登録されたレコードの情報を、自動的にほかのデータベースにコピーする「自動アクション」も追加されている。この機能では、例えば、「旅費申請」レコードが承認されると、自動的に「旅費精算」データベースにも必要な情報がコピーされるため、複数のデータベース間をまたがる業務フローも、UnitBase上で一元化できるという。
ユーザーインターフェイスについては、入力フォームのフィールド配置を4列まで設定可能にする、ラジオボタンや複数チェックボックスなどフィールドの表示形式を拡充するといった点を強化。このほか、Google ChromeやiPadのSafariといったWebブラウザへの対応、メニューやヘルプ、マニュアルの英語表示対応などを行っているとのこと。