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ネクスウェイ、SMS配信サービス「SMSLINK」を提供開始

 株式会社ネクスウェイは21日、SMS(ショートメッセージサービス)の一斉配信が可能なサービス「SMSLINK」の提供を開始した。

 ネクスウェイでは、SMSは携帯電話番号を宛先として利用するため、住所やメールアドレスに比べて登録ミスが少なく、MNP制度により変更されにくいなどのメリットがあると説明。これにより、宛先不明で不達になるリスクが軽減されるほか、メルマガなどでの利用が少ないことから、迷惑メールと混在されず閲覧される確率が高いとしている。

 SMSLINKでは、API接続によるSMS配信を実現し、顧客管理システムや予約管理システムなどに接続することで、リアルタイム配信だけでなくSMSの予約送信も可能。携帯電話のキャリアごとのメッセージ作成が不要で、1つメッセージを作成するだけで、各キャリア用に展開できる。

 SMSはキャリアによって最大送信文字数が異なるため、従来はキャリアごとの文字数制限に合わせてメッセージを作成する必要があったが、SMSLINKでは各キャリアの最大文字数や読みやすいショートメッセージを検証し、全キャリアで受信可能な全角最大660文字までを送信可能にした。

 このほか、送信文字数に制限のあるSMSのために、メッセージ内に入力されたURLを自動で短縮化する機能を搭載。また、オプトアウト用の配信停止URLを自動生成して、メッセージ内に掲載する機能も備える。

 サービスの初期費用、月額基本費用は無料で、SMS配信の従量料金は1通あたり8円から。専用発信元番号を希望の場合は月額3万円。

 ネクスウェイでは、システム連携が不要な業務や企業、店舗向けに、ウェブ上からSMS送信が可能なサービスや、宛先ごとの情報をメッセージ内に表示する差し込み機能など、今後も利便性向上のための機能強化を予定する。