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マクニカネットワークスと日本ヒューレット・パッカード、IoT活用のトライアルパッケージを提供

 マクニカネットワークス株式会社と日本ヒューレット・パッカード株式会社は7日、米FogHorn Systems(以下、FogHorn)のフォグコンピューティングソリューション「FogHorn Lightning」を用いて、IoT活用を簡単に試行できるパッケージ「FogHornスタート支援パッケージ」を提供すると発表した。

 FogHornでは、産業システムが生成する大量のデータをリアルタイム取得・成形できるソフトウェアFogHorn Lightningを提供している。

 今回、両社が製品化したFogHornスタート支援パッケージは、FogHorn Lightningのソフトウェアライセンス(3カ月分)、日本ヒューレット・パッカードのIoTゲートウェイ「HPE Edgeline GL20」×1台と、インストール作業やロジック(VEL)構築、可視化(VIZ)、InfluxDBへのデータ保管といった、マクニカネットワークスによる技術サポートをセットにしたソリューション。

 これを利用すると、現行のオペレーションに一切影響を与えずに、FogHorn Lightningのトライアルを簡単に行えるとのことで、歩留まり向上率、スクラップコストの削減、オペレーション時間の短縮といった効果の実測が可能になるため、「日々生成される大量のデータをオペレーション改善やAI実装に活用したいが、どこから初めて良いか分からない」といった、企業が抱えている課題解決を支援可能とした。