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JBSグループとPivotalジャパン、データ分析プラットフォーム分野で協業

 日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)、JBSテクノロジー株式会社とPivotalジャパン株式会社(以下、Pivotal)は11日、データ分析プラットフォーム分野においての協業を発表した。JBSは、Pivotalが提供する並列分散・スケールアウト型データベース製品「Pivotal Greenplum」を販売し、JBSテクノロジーが構築・保守運用サービスを提供する。

 Pivotal Greenplumは、オープンソースのGreenplum Databaseに基づく超並列処理(MPP)を可能とするデータプラットフォーム。製造業や小売業、研究所などの組織が競争優位性を獲得するのに役立つ、マルチ構造化データに関する包括的かつ総合的な分析を提供する。

 JBSグループでは、IoTやAIのような技術への期待が高まる中、大量データの分析・活用を企業戦略の中心に据えるデータ駆動型企業への変革が求められているとして、Pivotalが提供するデータ分析プラットフォームを活用し、JBSが得意としているマイクロソフトソリューションを組み合わせてサービスを提供するとしている。

 JBSでは、Microsoft Azureを中心としたクラウドソリューションを提供しており、今回の協業により、日本マイクロソフト株式会社やパートナー企業と連携し、Microsoft Azureからのデータ分析サービスの提供を予定している。また、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを実現するためのサブスクリプション型ソリューション「the MATRIX for Microsoft Azure」で、Pivotal Greenplumを使用したデータ分析ソリューションを提供する。

 3社ではデータ分析プラットフォーム分野での協業を通じ、企業の生産性向上やオペレーション効率化など既存業務の最適化にとどまらず、新たな顧客接点を増やし、行動データの取得・分析や、これまで気付かなかった潜在的課題や真の顧客ニーズを捉えて、ビジネスのトップラインを伸ばすようなデータ駆動型企業への変革を支援するとしている。