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Pivotalジャパン、パブリッククラウドでの稼働に対応したデータ分析基盤「Pivotal Greenplum 5.9」

 Pivotalジャパン株式会社は11日、データ分析プラットフォーム「Pivotal Greenplum」の新版「同 5.9」を国内で出荷開始したと発表した。

 Pivotal Greenplumは、オープンソースのGreenplum Databaseを活用し、超並列処理を可能とするスケールアウト型のデータベース。

 今回の新版では、VMware vSphereやOpenStackなどのプライベートクラウド上での稼働に加えて、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azure、Google Cloudといったパブリッククラウド環境での利用をサポートした。

 オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドのすべてをサポートすることにより、ユーザーは特定の分析ワークロードをクラウドに移行する一方で、ビジネス要件により、別の分析ワークロードをオンプレミス環境に維持する、といった柔軟性を得られるという。

 また、コンテナ管理製品であるPivotal Container Service(PKS)との統合がより進み、ANSI準拠のSQL、Python、Rなどのクエリーインターフェイスをプラットフォーム内でコンテナ化することにより、リソースの分離と柔軟性を強化する基本コンポーネントを提供するとしている。