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セーフィー、映像AIで現場での不安全行動を検知する「Ailytics(SF)」を本格提供開始

 セーフィー株式会社は24日、映像AI解析を開発・提供するシンガポールのスタートアップAilytics Pte Ltd.(以下、Ailytics)と連携し、不安全行動検知AIソリューション「Ailytics(SF)」の本格提供を開始すると発表した。

 今回提供する「Ailytics(SF)」は、セーフィーのクラウドカメラと、Ailyticsの映像AI解析技術を活用し、危険エリアへの侵入やヘルメットの未着用などの不安全行動を検知する不安全行動検知AIソリューション。吊り荷下エリアを含む立ち入り禁止エリアへの侵入、重機への近接、ヘルメットの未着用など、5種類の不安全行動や危険な状況をAIが24時間体制で自動検知する機能を提供する。

 安全管理者による現場巡回や映像確認を補完する仕組みとして活用でき、広範囲の現場や複数現場を同時に管理する場合でも、危険な状況の見逃し防止を支援可能。人の目だけでは把握しきれないヒヤリハットやリスクの兆候を継続的に検知することで、事故発生前の早期対応や再発防止につなげられるとした。

 具体的には、AIが危険な状況を検知した際、その前後5秒間の映像を自動で切り出して管理者へ通知する仕組みを備えており、現場管理者は、離れた場所にいても発生した事象を即座に確認でき、迅速な是正指示や関係者への共有が可能になる。

 検知されたアラートやインシデントはダッシュボード上で一覧表示され、発生件数や発生傾向を時系列で確認可能。複数の現場を管理する場合でも、それぞれの現場でどのような危険が発生しているかを一元的に把握できるため、重点的に対策すべきリスクの特定や改善状況の確認に活用可能だ。

 また、膨大な録画映像の中から該当シーンを探し出す必要がなくなるため、確認業務の負荷軽減にも貢献するほか、切り出された映像は、安全教育や事故事例共有の教材としても活用できるとのこと。

 なお、「Ailytics(SF)」の開発にあたっては、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、株式会社大林組の協力のもと、2025年10月1日~11月30日の期間に工事現場にて実証実験を行った。

 この実証実験では、鉄道工事の三大労災である触車・感電・墜落を防ぐため、線路内への立ち入りやヘルメットなどの安全具の着用状況を検知・確認したが、遠隔確認により現場訪問回数を削減できたほか、作業確認時には「Ailytics(SF)」が抜粋した録画映像を用いて振り返りの省力化も実現したとしている。