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TISI、独自技術で企業のSAP S/4HANAアドオンを“clean core”化する新サービスを提供開始

 TISI株式会社は24日、SAP S/4HANAアドオンの“clean core”化を支援する新サービス「SAP S/4HANAアドオンclean core化サービス」を提供開始すると発表した。

 clean coreとは、SAP標準機能を最大限活用し、独自カスタマイズを最小限に抑えた状態でシステムを維持する考え方のこと。今回発表された「SAP S/4HANAアドオンclean core化サービス」は、こうした考え方に基づいて、SAP S/4HANAのユーザー企業が保有する独自アドオンを自動変換するサービス。TISI独自のSAPアドオン解析技術とSAP標準ツールを組み合わせ、SAP S/4HANA内に追加したアドオンを、SAPが定義するclean coreレベルBに自動変換する。

 AIによる予測的なアプローチとは異なり、TISIが独自開発した自動変換ツール内の明確なルールに基づき、再現性の高い仕組みを採用しているため、変換の可否が明確になる。加えて、ハルシネーションが発生せず、変換可否を区別して可視化するため、後続作業での判断が容易になるとした。

 また、TISI独自開発のアドオン解析技術により、単純な文字列置換方式と比べ、正確で高精度な変換を実現する点も特徴。SAP公式のチェックツールを活用することで、clean coreレベルに準拠した修正箇所を正確に特定でき、品質を担保した自動変換が可能になる。

 さらに、自動生成されるソースコードは、その後の人間による保守を前提に設計されていることから、後継となるプログラムが存在しない場合でも、clean coreに違反する箇所を最小限に抑えつつ、保守性を考慮した変換を行い、長期的なシステム運用に貢献するとしている。

 なお、サービスメニューは、対象となるアドオンの全量を分析し、変換の可否判断や後工程に必要な期間の試算を行う「アセスメントサービス」と、clean coreへの変換およびテストを行う「実施サービス」の2つで構成されている。

 アセスメントサービスの価格は500万円(税別)。一方の実施サービスは、要件に応じてアセスメントサービス内で個別見積もりを行う。参考価格は、基本価格が700万円(税別)、アドオン本数に応じた従量価格が1本あたり6万円(税別)。