モビンギ、AWSのコスト可視化・自動計算ツール「Mobingi Wave」でタグ機能に対応

　モビンギ株式会社は29日、Amazon Web Services（AWS）のコスト可視化・自動計算ツール「Mobingi Wave」をアップデートし、 AWS上で使用されているタグ機能に対応することで、タグ単位でのコスト管理を実現した。

　AWSのタグ機能は、 AWSリソースにユーザーが任意で付与することができるラベルの一つで、リソースを用途別に分類することができる。

　Mobingi Waveは、AWSにおける複数のユーザーアカウントを一元的に管理し、クラウドコストをインスタンスごとに正確に把握できるウェブアプリケーションサービス。

　今回のアップデートにより、Mobingi WaveがAWSタグ機能に対応したことで、任意のタグごとの利用金額、インスタンスの内訳をフィルターできるようになったほか、タグ機能を利用して異なるAWSアカウント間や異なる組織間でもタグ単位でコストレポートを生成できるようになった。

　また、Mobingi Waveは現在、AWSに対応しているが、年内に他ベンダーの提供するクラウドサービスへの対応も予定するとしている。