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モビンギのクラウド構築・運用自動化サービス「Mobingi ALM」、AzureとGCPをサポート

 モビンギ株式会社は20日、クラウド構築・運用自動化サービス「Mobingi ALM」をアップデートし、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)に対応させたと発表した。

 Mobingi ALMは、複数のパブリッククラウド上での環境構築と運用を自動化するSaaS型サービス。コンテナベースでのアプリケーションライフサイクルの自動化と、サーバーコストの削減が図れるとのことで、Mobingi ALMの画面上から、各クラウドサービスを操作可能になっている。1つのテンプレートで複数のクラウド環境におけるサービス構築が可能になるため、将来的なマルチクラウド構成の柔軟性を確保できるという。また、オートスケーリングやスポットインスタンスの活用もボタン1つで自動的に行われるとのこと。

 モビンギでは、こうしてクラウドの環境構築・運用を自動化することにより、クラウドサーバー運用の煩雑さが大幅に軽減され、エンジニアが開発に集中できるようになるとアピールしている。

 クラウドサービスは従来、Amazon Web Services(AWS)、Alibaba Cloud、Fujitsu K5に対応してきたが、今回のアップデートにより、Microsoft AzureとGCPを新たにサポート。AWSでのベストプラクティスの設定を、Mobingi ALMを介してMicrosoft AzureやGCPにも展開できるようになった。

 なお、Mobingi ALMは30日間の無料トライアルが提供されており、本格利用前にさまざまな機能を試せるとのことだ。