ニュース

東芝情報システム、ERPシステムの運用をRPAで支援する「GRANDIT ロボットオプション」

 東芝情報システム株式会社は18日、Web ERPソフトウェア「GRANDIT」のオプションとして、ERPの運用をRPAで自動化する「GRANDIT ロボットオプション」を提供すると発表した。7月2日の販売開始を予定する。

 「GRANDIT ロボットオプション」は、多くの人手が必要とされるERPシステムの運用をRPAで自動化するソリューション。RPA製品としては英Blue Prismの「Blue Prism」を利用し、同製品のライセンスと、販売管理業務、調達・在庫業務、経理業務、システム運用管理業務に関する8種類の業務自動化シナリオを提供するという。

 東芝情報システムによれば、これにより、従来は人間によって行われてきたERPシステムのマスタデータやトランザクションデータなどの入力・登録作業を、ロボットに行わせることが可能になるとのこと。

 なお同社では、各種RPA製品とサービスを「RPAソリューション」として提供しており、これらを「GRANDIT ロボットオプション」と同時に提供することにより、RPAの導入から運用までを含めたトータルソリューションとしてユーザー企業を支援できるとした。なおRPAソリューションとしては、アセスメントやPoCといった導入支援サービス、問い合わせ受付やトレーニングなどの運用支援サービスがラインアップされている。