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日本ユニシスグループ、AIなどを利用し顧客企業のDXを支援する共創の場「RinzaLab」を開設

 日本ユニシスグループは8日、業種業界を超えてビジネスをつなぎ、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「RinzaLab」を、7月に開設すると発表した。

 RinzaLabは、顧客の課題解決や、業種横断の新ビジネス創出を目的とした協働・共創のための場で、顧客企業内に存在するさまざまなデータを分析し、AIや第三者データ、オープンデータを融合・活用することにより、今までにない新しい発想を生み出すという。

 特徴は、「Community」「Analytics Platform」「Technical Team」の3つ。すでに発表済みの技術体系Rinzaを用いたDXサービスとして、顧客のビジネスにおける課題解決を見いだすための機会と環境、スペシャリストのリソースを提供するとした。

 このうちCommunityでは、課題定義/分析計画ワークショップの実施、AIベンチャーなどの新技術の利用や、事例紹介などの情報発信、情報交換や意見交換などのディスカッションを行える機会を提供。

 Analytics Platformでは、検証/本番環境、基幹データ連携を実現するためのリソースだけでなく、オープンなAPI、データの仲介など、データ分析や検証に必要な環境を提供する。

 最後のTechnical Teamでは、データサイエンティストによる分析サービス、AI機能や学習済みデータを組み込んだサービス開発など、日本ユニシスグループのスペシャリストが顧客にとって最適なサービスを提供するとしている。