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日本ユニシス、リース業界向け基幹システム「LeaClue」を提供開始

 日本ユニシス株式会社は28日、リース業界向け基幹システム「LeaClue(リークル)」の提供を開始した。

 日本ユニシスでは、1981年からリース業界向けの基幹システムを手掛けており、今回提供を開始したLeaClueは、リース会社とリース契約者間の各種問い合わせ対応や書類の郵送などをオンライン化・デジタル化することで、両者の業務効率を向上し、働き方改革に寄与するとしている。

 LeaClueでは、契約情報照会機能として、リース契約者がリース契約情報の照会や、契約情報や物件情報のCSVデータ出力が可能。また、電子ファイル照会機能として、リース会社から連携したファイルを、リース契約者がダウンロード、参照できる。リース契約者に対して、アップロードファイルのメール通知にも対応する。

 各種申請受付については、リース契約の満了・再リース回答や、物件設置先の変更申請など、契約に関する申請をリース契約者から受け付けることができる。リース契約者に対して、満了回答のリマインドメールの通知にも対応する。

 LeaClueの導入により、リース契約者自身が契約情報を参照できるため、日々の問い合わせ件数を削減し、社内人材を有効活用できると説明。また、リース契約者のタイミングで情報授受が可能となり、サービス満足度向上にも寄与するとしている。さらに、各種申請の受付をオンライン化することで、紙書類の電子化を促進することや、在宅ワークも促進できるとしている。

 日本ユニシスでは、LeaClueについて、今後5年間で100社への提供を目指す。