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コンカーと弥生が協業、中小企業の経費管理の効率化を支援

 株式会社コンカー、弥生株式会社、株式会社ヒューマン インタラクティブ テクノロジー(以下、HIT)の3社は7日、中小企業の経費管理の効率化に向けて協業すると発表した。

 Concur Expense Standardは、コンカーの出張・経費管理クラウドソリューション「SAP Concur」を中小企業向けとして提供しているサービス。今回、HITが提供するアプリケーション「Concur ブリッジ Standard」を介して、Concur Expense Standardと弥生会計(クラウド版/デスクトップ版)を連携させることが可能になった。

 具体的には、Concur Expense Standardの経費データファイルを弥生会計の振替伝票に変換して取り込むことにより、手作業による会計ソフトウェアへの入力作業が削減されるため、経理業務の効率化を実現するとしている。

 また2018年度内には、外部からの取引データを自動仕訳して弥生会計に取り込めるアグリゲーション機能「YAYOI SMART CONNECT」にも対応を予定するとのこと。

 3社では6月より共同で営業活動やマーケティング活動を開始し、3年間で200社からの連携サービス受注を目指すとしている。