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NTTテクノクロスがビジネス電話帳「ProgOffice」を強化、コンプライアンス対応を支援

 NTTテクノクロス株式会社は24日、スマートフォンの電話帳を起点としたコミュニケーションサービス「ProgOffice Enterprise」(以下、ProgOffice)において、新版を6月8日より提供すると発表した。100ライセンス以上から契約が可能で、価格は、1ライセンスあたり月額500円。年間契約での提供となる。

 ProgOffice Enterpriseは、スマートフォンの電話帳を起点として、複数のクラウドサービスとコミュニケーションを連携させるサービス。ビジネスでよく利用されるサービスと社内電話帳が連携し、社内のスケジュール、社外の営業情報などを1つの画面から確認できるという。

 また、端末に保存する情報や連絡先を制限し、クラウドに情報を保持することで情報漏えいを防ぐ機能を搭載しているが、新版ではこうした運用を徹底し、企業のコンプライアンス対応を支援するために、各ユーザーがモバイル端末の電話帳に個人情報を登録していないかを、管理者がリモートから検知する機能を搭載した。

 さらに、ProgOfficeに登録している番号だけに電話を発信できるようにする「電話発信制御機能」が、従来のドコモケータイ(spモード)版アプリに加え、Androidスマートフォン版アプリでも利用できるようになった。

 また、「電話帳や通話履歴の管理機能」にSMSの監視機能を追加。管理者は各ユーザーの連絡相手やメッセージの内容を監視可能で、ユーザーが削除した通話履歴やメッセージも参照できるという。

 このほかNTTテクノクロスでは、サービスが経済産業省のセキュリティガイドラインに準拠しており、金融・保険業界のような厳しいセキュリティレベルを担保しながら、モバイル端末活用による業務の効率化と働きやすい環境を推進するとアピールしている。