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NTTテクノクロス、ビジネス電話帳「ProgOffice」のOffice 365連携を強化

 NTTテクノクロス株式会社は、スマートフォンの電話帳を起点としたコミュニケーションサービス「ProgOffice Enterprise」において、働き方改革を支援する新バージョンを12月に販売開始すると発表した。

 ProgOffice Enterpriseは、スマートフォンの電話帳を起点として、複数のクラウドサービスとコミュニケーションを連携させるサービス。ビジネスでよく利用されるサービスと社内電話帳が連携し、社内のスケジュール、社外の営業情報などを1つの画面から確認できるという。

 今回の新版では、ProgOfficeに表示されるOffice 365のスケジュール状況をもとに、業務時間外や休暇中の相手に対して、電話での連絡を制限できるようになる。さらに、ProgOfficeアプリを業務時間外に利用しようとすると、勤務時間外利用であることを注意喚起する画面が表示される仕組みも備えた。

 さらに、事前に予定が登録されたOffice 365のスケジュールとともに、リアルタイムなプレゼンスを電話帳に表示する機能を搭載。外出予定などのスケジュールだけではなく、離席中や取り込み中といった相手の状況を表示し、適切な連絡手段を電話帳が支援するとしている。

 このほかProgOfficeでは、ユーザーごとに日々の利用時刻をログとして取得できるため、管理者側では、ProgOfficeアプリが業務時間内に適切に利用されているかを把握できるとのこと。

 ProgOfficeの価格は、1ライセンスあたり月額500円からで、年間契約、100ライセンス以上での提供となる。なお、機能連携先の情報を利用するには、それぞれのクラウドサービスの契約や利用料金も必要になる。

NTTテクノクロス、ビジネス電話帳「ProgOffice」のOffice 365連携を強化 利用注意画面(左)と、Skype for Businessプレゼンス連携イメージ(右)
利用注意画面(左)と、Skype for Businessプレゼンス連携イメージ(右)