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日本生命、営業職員/顧客担当職員向けに富士通のタブレット端末6万台を導入へ

NTTドコモの閉域ネットワークサービス「アクセスプレミアムLTE」も採用

 日本生命保険相互会社(以下、日本生命)は、全国約5万名の営業職員、約1万名の顧客サービス担当職員向けのタブレット端末として、Windows 10を搭載する富士通のタブレット端末「FUJITSU Tablet ARROWS Tab V727/S」(以下、ARROWS Tab V727/S)を導入し、2019年4月より活用を開始する。また、社内LANをLTEネットワークとダイレクトに接続可能とする、NTTドコモの閉域ネットワークサービス「アクセスプレミアムLTE」を採用したという。

 日本生命ではこれまで、営業職員が社外で顧客への商品紹介や契約・事務手続きなどを行う場合、ノートPC利用していたが、営業職員からの顧客リレーション強化の要望を踏まえ、端末をARROWS Tab V727/Sへ刷新。あわせて、これらの職員のコンサルティング力強化を強化するため、「FUJITSU 金融ソリューション Finplex FrontSHIP スマート営業APIサービス群 neXessary(ネクセサリ)」(以下、neXessary)の話題・記事マッチングAPIサービスも導入する。

 この機能は、担当法人顧客の業種特徴、キーマンの趣味・嗜好などに合わせ、複数のメディアの最新記事から関連記事を自動提示することで話題収集を支援するもの。これにより、顧客リレーション強化を実現するとしている。

 一方、ネットワーク回線については、LTE回線の高速かつ全国利用可能なネットワークの信頼性、品質と、アクセスプレミアムLTEの強固なセキュリティが評価され、同サービスの採用が決まったとのこと。

日本生命に採用されたARROWS Tab V727/S