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OSKの総合業務パッケージ「SMILE V」、ユーザーログオンでNECの顔認証機能を利用可能に

 株式会社OSKと日本電気株式会社(以下、NEC)は8日、OSKの総合業務パッケージ「SMILE V」とNECの顔認証PCセキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor」を連携させたと発表した。連携対応した新版は、5月21日に発売する。

 今回の連携では、SMILE Vへのユーザーログオンを、NeoFace Monitorの機能を利用した顔認証で行えるようになる。

 対応する方式は、

1)ユーザーIDとパスワードの入力の代わりに、顔認証を行う。
2)ユーザーIDを入力し、パスワードの代わりに顔認証を行う。
3)ユーザーID入力の代わりに顔認証を行い、パスワードを入力する。
4)ユーザーIDとパスワードの入力に加えて顔認証を行う。

の4つから選択可能。1)~3)では、PC内蔵カメラまたは市販のWebカメラに顔をかざすことによって、IDやパスワード、あるいはその双方を入力せずにSMILE Vへログオンできるため、利便性が向上する。

 一方、4)ではID/パスワードと顔認証による2要素認証でセキュリティレベルの強化が実現するので、企業・団体は、そのニーズにあわせて最適な方式を導入できるとしている。

 なおNeoFace Monitorでは、人間の顔ではなく、顔写真などをカメラに向けてログオンすることを防止するため、顔の動きをチェックする機能を搭載しており、なりすまし、不正利用を防ぐとのこと。

 SMILE Vの価格(税別)は、販売モジュールが50万円から、給与モジュールが25万円から、会計モジュールが25万円から、人事モジュールが40万円から、などとなっている。

 一方のNeoFace Monitorは、クライアントライセンスが1万4500円/ライセンス、保守1年付きの場合が1万6800円/ライセンス。