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AOSリーガルテック、クラウド上で外部との機密情報のデータを保管・共有する「AOSデータルーム」新バージョンをリリース

 AOSリーガルテック株式会社は25日、機密情報共有クラウドサービス(VDR)「AOSデータルーム」について、操作や表示面での各種新機能を盛り込んだVer4.0をリリースした。サービスの価格は月額5万円(税別、10ユーザー)から。

 VDRとはバーチャルデータルームの略語で、社内外の関係者とより安全に重要な文章・ファイルを共有するためのクラウド型サービス。AOSデータルームは、M&Aにおけるデューデリジェンス、訴訟関連のデータ共有、開発データ・特許関連のデータ共有、大学・行政での研究データ共有の場合などで、セキュアにデータの共有が可能。Amazon Web Services(AWS)を利用し、日本国内のリージョンでデータをホスティングしているため、日本企業におけるデータを安全かつ低コストで保管・共有できるとしている。

 新バージョンでは、ドラッグ&ドロップ作業の向上を実施。ファイルをAOSデータルームへアップロードする際、これまではフォルダーへのドラッグ&ドロップを行う必要があったが、ドキュメントグリッドへのドラッグ&ドロップでもファイルをアップロードができるようになり、作業効率の向上を図った。

 ドキュメントアップロード時には、アップロードスピードと残り時間の表示機能を追加。ドキュメントグリッドでは、ドキュメントの階層が表示されるようになり、各フォルダーのリンクとなるようにすることで、別階層への移動を容易にした。

 また、ドキュメントに関する権限が判るよう、ドキュメントグリッドに権限列を追加。権限列には、自分が操作できる権限が色付きで表示され、自分の権限範囲がより明確になった。他のユーザーとドキュメントを共有する機能も追加し、他ユーザーと1ドキュメントのみの共有が可能になることで、FTPサイトを使うよりもより安全なドキュメント共有が可能となったとしている。