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AOSリーガルテック、機密情報共有サービス「AOSデータルーム」の閲覧用モバイルアプリを提供

 AOSリーガルテック株式会社は20日、機密情報共有クラウドサービス「AOSデータルーム」において、新版「同 Ver4.3」を提供すると発表した。あわせて、モバイルアプリ「AOSデータルーム(モバイル版)」を新たに提供開始する。

 AOSデータルームは、機密情報を安全に共有できる環境を提供するクラウドサービス。パスワードなどで認証されたユーザーしかアクセスできない“データルーム”をクラウド上に開設し、セキュアな情報共有を行うことができる。

 今回の新版では、Android/iOS向けのモバイルアプリを提供し、モバイル端末からの安全なデータ閲覧・共有を支援するという。具体的には、AOSデータルーム(Web版)にアップロードされたドキュメントを閲覧する機能や、ほかのユーザーからの「ドキュメント共有」「ルームへの招待」といったプッシュ通知を受信する機能などを備えている。

 一方。管理面では、ユーザーごとに設定された権限に基づいたデータアクセスや、アクティビティログによるユーザーの行動把握などが可能になるとした。

 なお、ドキュメントのアップロードやルームの設定変更は従来通りWeb版から行う必要がある。

 対応環境は、iOS 9.0以上、Android 5.0以上。

 また、モバイルアプリ以外の強化も行われている。例えば、自動ドキュメント削除機能に対応し、アップロードされてから指定された日数が経過した後、ドキュメントを自動的に削除できるようになる。同機能は、ルーム単位でオン/オフが可能だ。

 さらに、メール形式ファイルをアップロードする際に、添付ファイルをドキュメントに展開する機能を追加した。展開されたドキュメントは通常のドキュメントと同様、ビューアーによる閲覧や検索を行える。

 このほか、フォルダーの更新をメールで受け取る「購読機能」において、「デイリーダイジェスト」「ウィークリーダイジェスト」が追加された。更新がひんぱんに行われるフォルダーに適用すると、より便利に利用できるとのこと。